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有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよい理由。きのこで有機JAS認証取得への道【第3話】

有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよい理由。社内チームを作ろう!きのこで有機JAS認証取得への道【第3話】
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有機JAS認証は1人じゃ進められない?

 
先日、きのこ問屋で有機JAS認証を目指したいと思い先行して社員の露木が有機認証機関の講習を受けてきました。
ですが講習を受けてから本当は2人、いや、出来ればもっと多くの社員達で講習を受けた方が良かったと感じました。

これから取得を目指そうとされる方達向けに『どうして有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよいのか』を説明したいと思います。
 

≪有機JAS関連の過去記事≫

有機ってなんだ?!きのこで有機JAS認証取得への道【第1話】
どの有機JAS認証をとれば良いの?きのこで有機JAS認証取得への道【第2話】
 
 

有機小分け認証には最低2人必要です

 
きのこ問屋が目指す有機JAS小分け認証の場合、組織の中で最低2人以上有機の業務に携わる人が必要です。
それは小分け責任者格付け表示担当者の2人です。

この人たちを決めないとそもそも有機の申請は出来ないし、有機商品を出荷する事も出来ないんです。
小分け責任者と格付け表示担当者になるには資格を満たす必要があります。
それぞれの役割と資格をまとめました。

 

○小分け責任者の役割と資格要件

小分け責任者は内部規定(マニュアルのようなもの)を作り、運用中は内部規定どおりに業務を実施させる文字通り責任者です。
また予期せぬ事態(例えばクレームなど)の対応も小分け責任者の仕事です。

小分け責任になるには実務経験+講習会が必須です。
 

≪小分け責任者資格要件≫

・高校を卒業した者(または同等の資格を有する者)で、食品の流通実務に2年以上従事した者
 or 
・食品流通の実務に3年以上従事した経験を有する者

・認定機関の指定する講習会を受ける事
 
 
バイオコスモでは社員の露木 啓が担当します。

①有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよい理由。社内チームを作ろう!きのこで有機JAS認証取得への道【第3話】
 

○格付け表示担当者の役割と資格要件

有機JAS商品は有機JASマークの印字されたラベルを貼付けることで有機JAS商品となります。
このラベルの管理を担当するのが格付け表示担当者です。
格付け表示規定(有機JASラベルを貼るマニュアル)を作成し、ラベルの購入数、商品に貼付けた数、出荷した数などを管理します。
また小分け原料や小分けした商品が間違いなく有機であるかの検査格付け関係記録の管理なども格付け表示担当者の仕事です。

格付け表示担当者になるには講習会が必須です。
 

≪格付け表示担当者資格要件≫

・認定機関の指定する講習会を受ける事
※格付け表示担当者は実務経験は資格要件に含まれていません。ですが仕事内容的に当然業務の知識は必要でしょう。

 
POINT:営業部門は格付け表示担当者になれない?!

格付け表示担当者は営業部門から独立している必要があります。
チェックする役割の為、売り上げを求める人より第三者的に検査出来る人が適任だからです。
そのため社長は元より営業部門の方も基本的に格付け責任者にはなれません。

 
 
バイオコスモでは社員の手代木 郁哉(ふみや)が担当します。

②有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよい理由。社内チームを作ろう!きのこで有機JAS認証取得への道【第3話】

 
※上記は小分け認証の場合です。
有機農産物や有機加工食品、輸入業者の認証の場合は名称が異なります。
 

≪輸入業者の場合≫

・受入保管責任者
・格付け表示担当者
 

≪生産工程管理者≫

生産工程管理責任者
格付け責任者
 

※小分け責任者と格付け表示担当者は基本的に兼任できず、それぞれ別の社員が担当します。
ただし個人農家さんなど1人で全ての業務をこなしている場合は特例的に兼任できるようです。

 

有機JAS認証の講習は2人以上で参加した方がよい理由

 
小分け責任者も格付け表示担当者も資格要件として認定機関の指定する講習会を修了している必要があります。
社内で2人以上講習を受けないとそもそも申請できないので、最初から2人以上で講習を受けてしまった方がいいでしょう。

また社内全体で有機JAS取得を目指す空気を作るためにも、社長を筆頭に関係部署のメンバーも出来るだけ有機JAS講習を受けて理解を深めてもらいましょう。

それともう一つ重要だと思ったのはバックアップ要員です。
例えば小分け責任者と格付け表示担当者それぞれ1名ずつだけ講習を修了していた場合、そのうちの片方がやんごとなき理由で退職したり病気等で休職したりすると有機JAS商品としての出荷が出来なくなってしまいます。
講習会はいつでも開かれているわけではないので、次の講習を受けて修了証を頂くまで数か月出荷を停めざるをえない事態になってしまうかもしれません。
何かあってもすぐに別の社員が担当になれるように講習は受けておいた方が良いと思います。

講習にはコストがかかるのでメンバーは要検討ですが、社内の意識を有機JAS取得に向けるためにもなるべく多くの人数で講習を受けたいところです。
 
次の講習会にはバイオコスモの社長を含め新たに3名が参加してきます。
きのこ問屋一丸となって有機JAS認証取得を目指したいと思います。
 
 

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露木 啓

About 露木 啓

日本中のきのこをこの目で確かめ、味わい、安全で美味しいきのこを皆様にお届けできるよう日々奮闘中です。北は北海道から南は鹿児島県の沖永良部島まで、回ったきのこ産地は100以上!きのこの奥深さに魅せられ、公私ともにきのこ愛を注ぐ働きざかりの営業マンです。きのこ情報発信サイト”きのこのじかん”で記事を執筆しています。趣味はギターの弾き語り。『きのこといったら露木までっ!皆様にそう覚えて頂けるよう、きのこ情報をどんどん発信していきたいと思いますので宜しくおねがいします!』 ※メールアドレスはダミーです。