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申請書類作成のポイント、オーガニックリスクをいかに排除するか。きのこで有機JAS認証取得への道【第4話】

申請書類作成のポイント、オーガニックリスクをいかに排除するか。きのこで有機JAS認証取得への道【第4話】
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有機JAS小分け認証の申請に必要な書類

 
有機JAS小分け認証の申請には社内の体制を整えると共に申請書類を作成していく必要があります。
取得を目指すと決めたらバリバリ作っていきましょう。
 
 
≪例えばこういった書類が必要です≫

  • 内部規定・・・有機加工食品を小分けする為のいろいろな決まりごとを文書にしたもの
  • 格付け表示規定・・・小分けした有機加工食品に有機JASラベルを貼りつける手順書
  • 会社の平面図、周辺図
  • 組織図(小分け責任者、格付け表示担当者を明記)
  • 原料産地様との原料供給契約書
  • 小分けフローチャート
  • 小分けマニュアル
  • 小分けに使用する機械の点検マニュアルとチェックリスト
  • 薬剤管理リスト
  • その他帳票類(発注書、原料受入記録表、在庫表、配送表などなど)

etc(まだまだあります・・・)

全部集めるとかなりの厚さになりました。

①申請書類作成のポイント、オーガニックリスクをいかに排除するか。きのこで有機JAS認証取得への道【第4話】

必ず用意しなければならない”必須書類”はありますが、その内容(例えば方針や作業の仕方など)は会社ごとに違うためフォーマットにあてはめるといった事が出来ません。

大変ですが自分達が普段やっている作業を見直し、それを文書化していった方が自社にぴったりのマニュアルや帳票が出来るので担当部署と協力しながらじっくり作っていきましょう。

 

書類作成のポイント”オーガニックリスクの排除”

 
それぞれ書類を作成する上でポイントになるのがオーガニックリスクをいかに排除していくかと言う事です。

≪オーガニックリスクとは?≫

オーガニックリスクとは有機JAS商品が薬剤や使用禁止資材に汚染されたり、非有機品が混入してしまうリスクを指します。
内部規定や格付け規定、マニュアルなどはこのオーガニックリスクをどうすれば防ぐことができるかを常に念頭に置きながら作成します。

 

きのこ問屋バイオコスモの場合

バイオコスモで考えたオーガニックリスクを排除する方法の一例です。
 

○入荷した有機原料の保管方法

入庫チェックで適合した原料のみ段ボールにロット番号の記載されたシールを貼る。
ロット番号シール貼り付け後、有機原料専用台車に乗せ前室から冷蔵庫に移動して保管する。

②申請書類作成のポイント、オーガニックリスクをいかに排除するか。きのこで有機JAS認証取得への道【第4話】

○小分け前の有機原料の格付け表示の確認

小分け作業当日、きのこ加工部の従業員が原料を用意する際に段ボールに有機JASシールが貼られているかチェックし、作業指示書の『原料有機JAS確認』欄にチェックする。
 

○有機品とその他の品との小分けから出荷までの区分管理方法

1)有機小分け作業中はテーブルに『有機小分け作業中』のカードを載せ同じテーブルで別品目の作業は行わない。
2)有機製品は『有機製品専用台車』に載せ冷蔵庫に保管する。

③申請書類作成のポイント、オーガニックリスクをいかに排除するか。きのこで有機JAS認証取得への道【第4話】

などです。
これはバイオコスモの事例ですがルールも対策も会社によって千差万別。
どうすればオーガニックリスクを防げるか、担当部署と頭を悩ませながら文書化していきましょう。
 

書類提出後の流れ

 
申請書類一式が出来上がったらいざ申請です!
申請書類を郵送して認証機関の書類審査に無事通れば、その後、検査員が実際に現地検査に来られます。
バイオコスモは今月~来月あたりで現地審査の予定ですので、その準備や様子は改めてご報告いたします!
 
 

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露木 啓

About 露木 啓

日本中のきのこをこの目で確かめ、味わい、安全で美味しいきのこを皆様にお届けできるよう日々奮闘中です。北は北海道から南は鹿児島県の沖永良部島まで、回ったきのこ産地は100以上!きのこの奥深さに魅せられ、公私ともにきのこ愛を注ぐ働きざかりの営業マンです。きのこ情報発信サイト”きのこのじかん”で記事を執筆しています。趣味はギターの弾き語り。『きのこといったら露木までっ!皆様にそう覚えて頂けるよう、きのこ情報をどんどん発信していきたいと思いますので宜しくおねがいします!』
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